2013年度 定例会報告

 

3月定例会

日時 :

2014年3月19日(火)18時より

場所 : 大阪凌霜クラブセミナーホール
講師 : 上原 敏志 氏
燕題 : 「脳卒中になったとき」

今月の講師の上原敏志先生は、神戸大学医学部を平成2年に卒業された。
現在、吹田千里の国立循環器病研究センターにお勤めである。脳卒中が専門の先生である。

脳卒中は、脳の血管が詰まったり(脳梗塞)、破れたり(脳出血)、脳動脈瘤という脳の血管のこぶが破れたり(くも膜下出血)して起こる病気である。片側の顔や手足が動かなくなったり、しびれたり、また言葉が話せなくなったり、呂律が回らなくなったりといった症状が突然出現するのが特徴である。脳卒中になったら直ぐに病院を受診することが大事。例えば、脳梗塞の場合、血栓溶解療法という詰まった血栓を溶かす点滴治療が可能だが、この治療には発症してから4.5時間以内という時間制限ある。
脳卒中の症状は後遺症として残ることが少なくない。しかし適切な治療を受け、リハビリテーションをできるだけ早く始めて続けていくことで、後遺症の軽減が期待できる。リハビリテーションの継続には、目標をつくることが重要だ。
でも、何よりもまずは脳卒中にならないように予防することが大事。生活習慣の改善、すなわち、規則正しい生活をする、ストレスを貯めない、適度な運動をする、食べ過ぎない、お酒を飲み過ぎない、タバコを吸わない。食事は、肉よりは魚、間食・夜食をしない。
高血圧は脳卒中の最大のリスク。塩分は、1日6g以下、減塩に心がけよう。うどんつゆは塩分が多く、全部残さず食べるのは避けよう。インスタント食品は塩分が多いので避けよう。

最後に冨田利和さん(昭和24年卒)が次のように語った。「現在吹田に居ますが、学生時代から元気にテニスをやってきましたが、10年前、突然倒れて妻はオロオロしました。国立循環器病センターに担ぎ込まれお世話になったのが、上原先生でした。上原先生のおかげて、元気に回復しましたが、よくよくお話すれば、神戸大学の医学部をご卒業とか。今月の定例会の講師のお願いをしました。」とのことです。

講演をお聞きして、脳卒中なんか関係ないと思ってましたが、病院に担ぎ込まれるまでの4.5時間が勝負とのこと。聞けば聞くだけ、日ごろの養生、節制が必要だと思いました。又、万一脳卒中におそわれた時には、身内にもあわてず対処するよう日頃の妻とのコミュニケーションが必要と感じた次第です。                                            (文責:瀬野鋼太郎)

 

<参加者>

S23学 平田 二郎 S46経 八坂 文教
S24学 冨田 利和 S46営 瀬野 鋼太郎
S32工 清水 侑 S47経 岡部 幸夫
S34営 松田 吉弘 S49経 鬼塚 金一郎
S34法 中永 晋一郎 S51経 元浜 朗
S34理 白庄司 宏 S52院 津山 逸
S36営 原  敏郎 S53営 田中 伸昌
S37営 尾上 康之 S54法 中河 昭
S37経 岸本 晴彦 S56法 岡田 康夫
S41経 楠田 美樹 S57法 小野 博郷
S42営 小川 伊佐男 S57法 緒方 宏充
S42営 小西  菶 S62営 岡本 尚
S42法 尾島 洋三    
S45経 三木 一男 H12法 青山 修司
S45営 岡田 登史彦 H19法 信田 隆司
      参加者合計 29名

 

 

2月定例会

日時 :

2014年2月18日(火)午後7時00分~8時10分

場所 : 大阪凌霜クラブメインホール
講師 : 阪急阪神ホールディングス代表取締役、株式会社阪神電気鉄道代表取締役、
株式会社阪神タイガース代表取締役 坂井信也氏 
燕題 : 「阪神タイガースの歴史と展望」

平成26年2月の定例会は、阪急阪神ホールディングス代表取締役、阪神電気鉄道代表取締役、阪神タイガース代表取締役の坂井信也氏に「阪神タイガースの歴史と展望」の演題で、ご講演を頂きました。

阪神タイガースは、来年80周年を迎えます。最初に創設された読売巨人軍の翌年に創設された歴史のある球団で、まず、創設時のお話を頂きました。もともと阪神電気鉄道が所有していた甲子園球場では全国中等学校野球大会が開催されており、職業野球を開催することに反対があったこと、タイガースという名はニックネームとして社内公募で決定されたこと等をお聞きし、当時の甲子園球場や入場券の写真、ポスターもお見せ頂きました。

その後、松木謙次郎氏や景浦将氏らがいた戦前期、藤村富美男氏らの戦後1950年代のダイナマイト打線、吉田義男氏・村山実氏・小山正明氏ら活躍した1960年代、江夏豊氏・田淵幸一氏らが活躍した1970年代、掛布雅之氏・岡田彰布氏・バース氏ら活躍した戦後初の日本シリーズを制覇した1980年代、度々最下位となり成績の全くふるわなかった1990年代、藤川球児氏・赤星憲広氏・金本知憲氏ら活躍し2度リーグ優勝した2000年代をそれぞれ語って頂きました。 また、日本一が、長い歴史の中、1回だけであることには非常に残念な思いがあるが、最近は藤浪選手をはじめ生きのいいこれからの阪神タイガースを担う若手が育ってきていることをお話頂きました。球団経営についてもお話頂き、阪神タイガースファンの内15%が関東エリアでその他女性ファンも多く、経営は、黒字経営が続いているようです。本定例会は、50人を超え、メインホールに入れず、通路で講演を聞く者もおり、最後には、坂井信也氏から阪神タイガースのクリアファイルとハンドタオルを全員にお土産として頂き、大変盛況に開催されました。

(昭和57年法学部卒緒方宏充)


<参加者>

S28営 寺田 冨彦 S49経 鬼塚 金一郎  
S29営 金井 健二 S49経 田中 俊明  
S30法 佐藤 一夫 S50経 山本 茂樹  
S34営 松田 吉弘 S51営 元浜 朗  
S35法 久島 環六 S52法 中嶋 進治  
S36営 原 敏郎 S52農 津山 逸  
S38営 上田 耕司 S53営 田中 伸昌  
S41経 楠田 美樹 S53法 武田 之通  
S42経 宮本 又郎 S54法 田中 計久  
S44経 大澤 一敞 S54法 中河 昭  
S44経 福島 幹人 S55法 立石 仁根  
S45経 稲垣 滋 S56営 中村 孝夫  
S45経 清水 英明 S56法 岡田 康夫  
S45経 豊田 峻 S57法 小野 博郷  
S45経 清水 英明 S57法 緒方 宏充  
S45経 辻本 健二 S62営 岡本 尚  
S45経 野口 紀之 H5発達 王 少飛  
S45経 前田 豊治 H12法 落合 幸弘  
S45経 三木 一男 H12法 青山 修司  
S45営 遠藤 啓一 ビジター 松村 竹次郎  
S45法 櫻木 修一 ビジター (上田耕司様ご友人)  
S45法 橋本 宏夫 ビジター 小高 久仁子  
S45法 菱川 道生 ビジター 廣田 雅美  
S45法 村田 貞博 ビジター 矢野 幹夫 一八会
S45法 宮林 幹 ビジター 富田 昌宏 一八会
S46経 八坂 文教 ビジター 得岡  
S46営 西浦 洋 ビジター 足利 渉  
S46営 瀬野 鋼太郎 ビジター 柳下 裕介  
S47法 南川 和茂 ビジター 内藤 健  
      参加者合計 58名

 

 

1月定例会・新年交歓会

日時 :

2014年1月21日(火)18時より

場所 : 大阪凌霜クラブ本館ホール

恒例の新年交歓会が、出席者総勢55名にて催されました。来賓は、大学からは福田学長、内田副学長、佐伯学長補佐、同窓会組織からは、学友会会長 田中初一氏、凌霜会から理事長 高﨑正弘氏、一木凌霜会常務理事にお越し頂いた。
緒方事務局長による開会宣言に始まり、先ず当クラブの江崎理事長より、交歓会ご参加お礼、当クラブへの皆さんのご協力に対するお礼などの挨拶がありました。
続いて、福田学長からは、最近のトピックスとして

  1. 神戸大学の国際化戦略(フランス、ギリシャ、ポーランドの大学との学術協定。日中、日露、日インドネシア学長会議への参加。神戸、大阪、京都大学及びベトナム3大学とのシンポジュウム他)の報告
  2. 研究関連成果(文科省「研究大学促進事業」に採択。「バイオ医薬品製造技術研究組合」の設置と「試験工場」建設。)の報告。
  3. 山中伸弥教授との対談
  4. 世界最高水準の研究総合大学へまい進するとの決意披瀝。等々、力強いことばが述べられました。

凌霜会高崎理事長からは、神戸高等商業学校水島銕也初代校長の生誕159周年記念事業を展開する旨の報告があり、乾杯の音頭をとって頂きました。
また、続いて交歓の場となり、和む中に招待者のご挨拶を頂き、大学の近況やら基金状況などの説明を頂きました。 今年は昨年から推進してきた「若手の会」会員も18名参加し、代表者からの推進に向けての力強い報告もありました。 中締めは、現クラブ運営委員長の岡田康夫氏による一本締めで、和気あいあいの新年交歓会がお開きとなりました。

(文責:クラブ支配人・昭和46年卒・瀬野 鋼太郎)


<参加者>

[ご来賓]  福田 秀樹様  (神戸大学 学長)
       田中 初一様  (神戸大学 学友会 会長)
       高﨑 正弘様  (凌霜会理事長)
       内田 一徳様  (神戸大学 理事・副学長)
       佐伯 壽一様  (神戸大学 学長補佐)
       一木  仁様   (凌霜会常務理事)

S23学 平田 二郎 S56法 岡田 康夫
S28営 寺田 冨彦 S57法 緒方 宏充
S28学 久保 國忠 S57法 小野 博郷
S32工 上原 尚廣 H03営 松井 理晃
S34営 金原 正展 H05文 王 少飛
S34法 山邑 陽一 H05営 堀内 計尚
S39営 江崎 勝久 H12法 落合 幸弘
S42営 小西 菶 H12法 青山 修司
S43経 岡田 信吾 H13法 藤村 昌隆
S44経 福島 幹人 H16法 谷口 裕宣
S45営 徳重 光彦 H19営 亀井 岬
S46経 八坂 文教 H20法 大川 孝司
S46営 西浦 洋 H22法 草野  萌
S46営 瀬野鋼太郎 H22経 仁木 芳美
S47経 岡部 幸夫 H24法 田中 あゆ美
S49経 田中 俊明 H25経 佐野安季子
S51法 水島 昇    
S51営 中尾 正孝 ビジター  
S51営 大江 正行 S58経 岩尾 昭典
S52法 中嶋 進治 S61経 高島 徹
S53営 田中 伸昌 H01経 西野 裕久
S53法 武田 之通 H06経 大槻 桜子
S53法 太田 誠一 H13営 深井 大督
S54経 蔭山 秀一 H19法 森川 直人
S54法 田中 計久 H22法 加藤 寛隆
S54法 中河 昭   総参加人数55名

 

 

12月定例会・特別例会

日時 :

2013年12月19日(火)18時より

場所 : 大阪凌霜クラブ本館ホール

恒例の忘年会が、凌霜会大阪支部との共催で開催されました。
“若手歓迎会”と銘打ち、「若手の会」メンバーを中心に、平成卒業年次の方々を積極的にお誘いしました。若手出席者は、例年の倍以上26名になりました。中には「平成卒でも40近いが私も“若手”でいいのですか?」と言われる方もありましたが「ハイ、若手です。大歓迎です」と会場の中に誘導。
緒方事務局長の開会宣言、西浦副理事長の挨拶、来賓の一木凌霜会常務理事の祝辞に続き、高市早苗氏の祝電も披露され、南川副理事長の乾杯の音頭で、始まりました。
神戸大学軽音楽部のJAZZバンドの演奏も軽やかに流れ、次第に歓談の輪も広がりました。2、3曲の演奏の後、伊藤「若手の会」代表世話人の司会で、初参加の若手の自己紹介が始まりました。チラシもつくり「ゼミ、クラブ、サークル、熱中していること、人生を変えた出来事、好きな本」等々を織り交ぜ、各自発表してもらいました。
自己紹介が一通り終わると、学生時代の懐かしい話、ゼミ、サークルの接点にもつながり、交歓の場はより広がるばかりです。
そして、最後は豪華景品付きビンゴゲーム。
さらに、岡田運営委員長による中締めの後も、引き続き飲食歓談する参加者が多く、年配、中堅会員も若手と交流した楽しい忘年会となりました。
因みに、若手新規会員も5名獲得するに至りました。 

(文責:クラブ支配人・昭和46年卒・瀬野 鋼太郎)


<参加者>

*特別参加:神戸大学軽音楽部(ピアノ:佐藤、ベース:平賀、ギター堀井)

S32工 清水 侑   H9経 河合 遥  
S42営 小西 菶   H10営 俣野 朋子   
S46経 八坂 文教   H10工 矢口 聖子  
S46営 西浦 洋   H11営 内田 聡  
S46営 瀬野 鋼太郎   H12法 落合 幸弘  
S46経 一木 仁

  

H13法 薮内 俊輔  
S47法 南川 和茂   H16法 谷口 裕宣  
S47法 畑  彰   H20法 大川 孝司  
S48経 坂井 隆博   H18工 奥澤 望  
S50営 東 誠一郎   H18法 中西 大樹  
S50営 乾 一良   H19営 亀井 岬  
S51営 芝池 勉    H20工 清水 勇輝  
S51営 大江 正行   H22営 甲斐 翼  
S51営 中尾 正孝   H22法 草野 萌  
S53営 田中 伸昌   H22経 仁木 芳美  
S53法 武田 之通   H22経 藤田 直人  
S56法 岡田 康夫   H22法 加藤 寛隆  
S57法 小野 博郷   H23営 大野 亮太  
S57法 緒方 宏充   H24法 田中 あゆ美  
S60経 松谷 和夫   H25営 佐野 安希子  
H1営 西野 裕久     参加者合計 46名
H3営 松井 理晃   仕事の都合で欠席  
H7法 伊藤 芳晃   H12営 山野 公子  
H4営 纐纈 和雅   H13営 深井 大督  
H7営 公江 祐輔   H13法 藤村 昌隆  
H7経 俣野 広行    H18営 野村 功勇  
      H22法 秋山 和洋  
ご協賛各社:
江崎グリコ㈱、㈱クラレ
  H23法 臼井 博俊  

 

 

11月特別例会・ワインパーティー

日時 :

2013年11月21日(木)午後6時~8時

場所 : 大阪凌霜クラブメインホール

ボジョレーヌーヴォー解禁日に合わせた恒例のワインパーティが、サントリー社さん、後谷株式会社さんのご協力のもと、開催されました。

サントリー社さんからは、ソムリエ・ワインコーディネイターの紅山太陽氏に来て頂き、色々とワインにまつわるお話を伺いました。今年は、ブドウがとても健康な状態で、品質の高いワインが期待できるということでしたが、ボジョレーの中でも最高峰と言われるジョルジュデュブッフ社のワインは素晴らしいものでした。ボジョレーヌーヴォーは、新鮮な若いワインといった感じで、これぞボジョレーヌーヴォーだとの味わいでしたが、更に、ワンランク上のボジョレーヴィラージュヌーヴォーが、ボジョレーヌーヴォーリヨン杯2013で銀賞を受賞したとのこと、その凝縮した深みのある味わいは格別でした。

また、サントリー社からの寄付のスパークリングワインも、数種類楽しませていただき、酔いも回るほどに大いに盛り上がり、瞬く間に2時間が経ちました。料理も、ワインに良く合い、大変美味しく頂きました。

中締めの挨拶を岡田運営委員長にして頂いた後も、引き続きワインを楽しまれている参加者もおり、大変楽しいワインパーティでした。

(昭和57年法学部卒緒方宏充)


<参加者>

S28経 久保 國忠 S53法 武田 之通
S32工 吉田 忠二 S56法 岡田 康夫
S32工 上原 尚廣 S57法 緒方 宏充
S32工 清水 侑 H12法 落合 幸弘
S42経 池田 正仲 H16法 谷口 裕亘
S42法 尾島 洋三 ビジター 久保様ご友人
S43文 廣野 幸夫 ビジター 久保様ご友人
S45経 野口 紀之 ビジター 池田様ご友人
S46経 八坂 文教 ビジター 田中様ご友人
S46営 瀬野 鋼太郎 ビジター 水島様ご友人
S49経 鬼塚 金一郎 ビジター 水島様ご友人
S49経 田中 俊明 ビジター 武田様ご友人
S51法 水島 昇 ビジター 廣野様ご友人
S52法 中嶋 進治    
S53営 田中 伸昌   参加者合計 28名

 

 

11月定例会

日時 :

2013年11月19日(火)午後7時00分~8時10分

場所 : 大阪凌霜クラブメインホール
講師 : 株式会社オフィスS.I.C代表取締役尻無浜啓造氏
演題 : 「プロ野球選手の夢と現実」

平成25年11月の定例会は、株式会社オフィスS.I.C代表取締役尻無浜啓造氏に「プロ野球選手の夢と現実」の演題で、ご講演を頂きました。

同氏は、高校野球、社会人野球で投手として活躍された後、阪神球団にスカウトされて、1年毎の契約更新で打撃投手として入団し、当時「サラリーマンからプロ球界へ」とスポーツ新聞に記事が載った異色の人材です。阪神時代には、新庄が敬遠球をサヨナラヒットする直前、新庄のウエストボールを打つ練習に付き合ったこともあります。

引退後は、株式会社オフィスS.I.Cを設立し、プロスポーツ選手等著名人のマネジメント業務、プロモーション業務、イベント企画、ライセンス商品の企画等手がけておられます。特に、引退後の生活設計を念頭にして、契約選手に対しては、現役時代からマナー、人付き合いの仕方を指導されたり、サポートすることに重点を置き、ご活躍されています。

ご自身の阪神球団時代の体験談も大変興味ある内容でしたが、プロ野球選手の実情は大変厳しいことを語って頂きました。プロ野球選手の平均選手寿命は10年弱で、その間に平均3億円を稼ぐにもかかわらず、引退後の生活は、大変厳しいようです。それは、1500人に1人と一説にありますが、高校・大学・社会人野球選手のなかのエリートとして入団しても、あまり社会経験が多くなく、特に将来設計もないといったことが要因のようです。現役時代に、いい人間関係を築き、選手ではなく、一社会人として自覚をもって生活し、活躍している時から先々のことを考えることが重要とお話されました。

プロ野球選手と言えども、大変だなと驚いて聞いていたところ、ふと我に返り、尻無浜氏のお話は、プロ野球選手に限った話ではなく、すべての人に共通する話ではないか、常に次のことを考えて、今を生きなければならないことを再認識し、好調な時に次の準備をすることが必要ではないか。出席者一同、今をどう生きるか考えさせられる有意義な講演でした。
(昭和57年法学部卒 緒方宏充)

<参加者>

S29営

金井 健二

S50経

山本 茂樹

S31営

浅野 定志

S56営

中村 孝夫

S32法

安中 一雄

S56法

岡田 康夫

S34営

松田 吉弘

S57法

緒方 宏充

S37営

尾上 康之

S62営

岡本 尚

S38営

上田 耕司

H3営

松井 理晃

S44経

前田 昌巳

H16法

谷口 裕亘

S46営

西浦  洋

H19法

信田 隆司

S46営

瀬野 鋼太郎

  参加者合計 17名

 

 

若手の会マジックショー

日時 :

2013年10月30日(水)17時~


「若手の会」をご存じでしょうか?
今年、平成25年3月19日に発足しました

難しい定義はありませんが、「50歳未満の方」或いは「クラブ入会後5年未満の方」を対象とした交流、親睦の場です。平成になってからの卒業生中心に毎回30名ほど集まっています。
4月26日(火)にキックオフ・パーティ7月30日(火)にボーリング大会、 そして今回第3段の企画として10月30日(火)にマジックショーを企画しました。
当日は、世界的にステージマジックで有名な、天六生まれの天六育ち、ルビー天禄のマジックショーを堪能。ステージだけでなく、各テープでのトランプ・マジック、全員参加型のマジックも披露。
その素晴らしさに「どうして!」の驚嘆の声も上がりました。

若手だけでなく、大変マジックが好きだという昭和24年卒の冨田さんの戦争体験談に若手も真剣なまなざしとなりましたが、鮮やかなマジックも飛び出し拍手喝采。
盛り上がったところで、若手の自己紹介とPRに楽しい時間を過ごしました。
今後も、「若手の会」は、仕事の交流の場、情報交換の場、同窓生の集う親睦の場を広げていきたいと思っています。今後とも宜しくお願いします。
                                           (文責:瀬野 鋼太郎)


<参加者>

若手

 

 

 

 

 

若手以外

 

 
 

名簿

卒業年

学部

 

 

 

名簿

卒業年

学部

1

高島徹

S61

 

 

1

冨田利和

S24

2

岡本尚

S62

 

 

2

久保國忠

S28

3

武田一

S63

 

 

3

小西菶

S42

4

松井理晃

H3

 

 

4

西浦洋

S46

5

小谷英之

H4

 

 

5

瀬野鋼太郎

S46

6

寅谷優子

H5

 

 

6

中嶋 進治

S52

7

堀内計尚

H5

 

 

7

岡田康夫

S56

8

伊藤芳晃

H7

 

 

8

小野博郷

S57

9

中嶋勝規

H8

 

 

 

 

 

 

10

南原亨成

H11

 

 

 

 

 

 

11

松城徳昌

H12

 

 

 

 

 

 

12

落合幸弘

H12

 

 

 

 

 

 

13

深井大督

H13

 

 

 

 

 

 

14

小島 雅士

H14

 

 

 

 

 

 

15

川上秀俊

H16

 

 

 

 

 

 

16

中野誠亮

H16

 

 

 

 

 

 

17

柴﨑裕美

H16

 

 

 

 

 

 

18

谷口裕宣

H16

 

 

 

 

 

 

19

栗谷多恵子

H20

 

 

 

 

 

 

20

山田洋平

H21

 

 

 

 

 

 

21

草野萌

H22

 

 

 

 

 

 

22

加藤寛隆

H22

 

 

 

 

 

 

23

内田恵美

H22

国文

 

 

 

 

 

 

24

杉田光弘

H22

理院

 

 

 

 

 

 

25

角江智弘

H23

理院

 

 

 

 

 

 

26

甲斐翼

H24

 

 

 

 

 

 

27

戸田彩菜

H24

 

 

 

 

 

 

28

田中あゆ美

H24

 

 

 

 

 

 

29

寺地彩乃

H25

 

 

 

 

※お名前は敬称略

 

10月定例会

日時 :

2013年10月15日(火)午後7時00分~8時10分

場所 : 大阪凌霜クラブメインホール
講師 : 髙木証券株式会社 大川英男氏、中村吏氏
演題 : 「株価・為替の動向」

平成25年10月の定例会は、髙木証券株式会社常務取締役 大川英男氏と同社営業企画部課長 中村吏氏のお二人に「株価・為替の動向」の演題で、ご講演を頂きました。

大川英男氏には、株価が、1989年12月29日に、史上最高値3万8915円を記録した以降について、「停滞の20年から再生の10年へ」として、お話頂きました。

20年間の停滞の原因、また、再生へのアベノミクス、いわゆる第一の矢として、「大胆な金融政策(劇薬のようなもので黒田バズーカー砲とも)」、第二の矢として、「機動的な財政政策(主に公共投資)」、第三の矢としての「民間投資を喚起する成長戦略」を説明頂き、第三の矢に効果が無ければ、劇薬が効きすぎて日本経済は、立ち直れないこともありうること、ただ、幸いにして、アベノミクスにより、海外投資家は確実に戻っているデータ、東京五輪が決定したことが、安部首相の幸運さも相まって、再生への期待が膨んでことをお話されました。最後に、株式の成長戦略関連名義を教えて頂きました。

中村氏には、「億の細道」と題して、株式投資について、お話頂きました。複利72の原則、株式の配当利回りが大きいこと、真贋を極める方法として、売上高経常利益率、株価決定3要因(需給、テクニカル、ファンダメンタルズ)を説明頂きました。また、有望株式も教えて頂きました。最後に、最近話題になっていますNISA(ニーサ)も説明頂きました。NISAは、株式譲渡益税率が本則に戻るのと引き換えに、少額取引が非課税になるもののようです。

内容が非常に濃く、出席者が経済・経営学部の方が多かったのも相まって、出席者一同真剣に聞き入って、大いに役に立ったようです。

(昭和57年法学部卒緒方宏充)


<参加者>

S30法 佐藤 一夫 S52法 中嶋 進治
S33経 八家 弥一郎 S57法 緒方 宏充
S33営 清田 博之 S60営 松谷 和夫
S34営 飯田 陽一郎 S63法 武田 一
S34営 松田 吉弘 H16法 若井 大輔
S35営 有田 直行    
S42営 小川 伊佐男 ビジター 土井 良彦
S45経 野口 紀之 豊田 健治
S45経 豊田 峻 松下 浩章
S45法 村田 貞博 山口 忠文
S46経 八坂 文教 小池 嘉紀
S46営 西浦 洋 玉置 倫也
S46営 瀬野 鋼太郎 宮本 義史
S47法 南川 和茂 益井 繁
S50経 山本 茂樹 犬塚 梁佑圭
S51営 中尾 正孝 (お名前不明)
S51営 元浜 朗    
S51営 芝池 勉   参加者合計 33名

 

 

9月定例会

日時 :

2013年9月17日(火)午後7時00分~8時10分

場所 : 大阪凌霜クラブメインホール
講師 : 弁護士 八十祐治氏
演題 : Jリーガーから弁護士へ

平成25年10月の定例会は、弁護士の八十祐治氏に「Jリーガーから弁護士へ」 の演題でご講演を頂きました。八十祐治氏は、神戸大学経営学部を卒業後、プロサッカー選手として、ガンバ大阪に入団され、その後ヴィッセル神戸等で8年間の選手生活を経て、31歳で引退されました。引退後は、全くの分野の違う弁護士の資格 獲得のため、司法試験の勉強をされ、わずか4回目の挑戦で見事、最難関の司法試験を合格。現在、弁護士として、ご活躍中であります。

司法試験合格の際は日刊新聞に大きく掲載される等、同氏の経歴からみる限り、普通人では経験できないような経歴をもたれ、まさに文武両道、エリートといった感じでありますが、実際の八十祐治氏は、礼儀正しく、誠実さがにじみ出ているようなお人柄で、自己顕示欲が全くないようなお方であります。

今回の講演も終始にこやかにお話しされ、メインホールで開催したことも相まって出席者一同リラックスした雰囲気で行われました。

神戸大学卒業後、お父様の反対を押し切りプロサッカーの世界に飛び込まれたこと、プロサッカー選手時代の怪我、プロとしての厳しいプレッシャー等大変なご苦労をされたこと、生活が安定せず、アルバイトをしていたこと、引退後は就職され、会社では雑務に追われる日々等々、選手時代、受験生時代、大変なご苦労あるいは、努力をされ、決してサクセスストーリーではないことがわかり、感心ばかりでありました。しかしながら、大変なご苦労の中、なぜいつも精神力を維持し、努力ができたのか。それは人との出会いでありました。ここで、八十祐治さんから、以下のとおりメッセージがあります。

「今回は、大先輩の前でお話する機会をいただき本当にありがとうございました。
神戸大学入学後は、サッカーに明け暮れた日々を過ごしました。私は、神戸大学サッカー部で過ごした4年間で、たくさんの先輩、同期、後輩と出会い、人間的にも大きな飛躍できたと確信しています。
私が、プロサッカー選手を引退し司法試験にチャレンジしている時、心から応援してくれたのも神戸大学サッカー部の友人達でした。
また、神戸大学経営学部では、宮下國夫先生のゼミに所属していましたが、ほとんど勉強した記憶がありませんので、宮下先生にはご迷惑を掛けたと改めて反省しています。また、4回生の時には、プロサッカー選手を目指していたこともあり、なかなか進路が決まらず、宮下先生にご心配を掛けた上に、「ガンバ大阪に入団します」とご報告したときの、宮下先生の非常に驚かれた表情を今でも鮮明に記憶しています。その宮下先生が今回私のために大阪凌霜クラブまで足を運んでいただき、感激しております。
現在、弁護士となり、大阪で執務してきましたが、神戸大学の先輩である岡田康夫弁護士の事務所でお世話になっています。
このように、今回お話しする機会をいただいたことで、神戸大学ですごした4年間は私の人格形成に大きな影響を与えていると共に、神戸大学を卒業後も、神戸大学の先輩方や友人達に見守られ、助けられていることを強く実感することができました。」
(昭和57年法学部卒緒方宏充)

<参加者>

S30経 黒田 守彦 S50経 山本 茂樹
S30法 佐藤 一夫 S51営 大江 正行
S32工 上原 尚廣 S52法 中嶋 進治
S35法 久島 環六 S53営 田中 伸昌
S36営 原  敏郎 S55営 久保 篤彦
S39経 鷲尾 孝二 S56営 中村 孝夫
S41経 宮下 國男 S56法 岡田 康夫
S42経 池田 正仲 S57法 緒方 宏充
S44経 大澤 一敞 S62営 岡本  尚
S45営 徳重 光彦 ビジター  
S46経 八坂 文教 S32工 青山  隆
S46営 西浦 洋 S43経 田中 征五
S46営 瀬野 鋼太郎 S46営 長木 義明
S47法 南川 和茂 S55経 吉川 一郎
S49経 田中 俊明 オブザーバー              
S49経 鬼塚 金一郎   尻無浜 啓造
       
      参加者合計 30名

 

 

8月ビアパーティー・留学生を励ます会

日時 :

2013年8月2日(金)18時30分~20時30分

場所 : 大阪凌霜クラブ

本年も恒例のビアパーティーが、一般社団法人大阪凌霜クラブ、神戸大学学友会大阪クラブ、一般社団法人凌霜会大阪支部の共同で盛大に開催されました。

冒頭は中嶋ビアパーティー実行委員長の開会の辞があり、引き続いて当クラブ代表の江崎理事長が挨拶を行い「凌霜法曹会」、「凌霜CPA会」をはじめとして多くの方々からご寄付をいただいた旨の感謝の言葉がありました。
その後、来賓の紹介に続いて内田一徳副学長及び田中初一学友会長からご挨拶をいただき、高崎正弘凌霜会理事長のご発声により全員で乾杯しました。
20分程度の歓談の後、海外留学生の自己紹介に移りました。今回の自己紹介では自分の好きな日本語とあらかじめ留学生に五つのテーマの中から選んでもらったテーマについて各自2分間程度話をしてもらいました。留学生の中には好きな日本語に「一期一会」を選ぶなど11カ国からの留学生の個性豊かな話に会場は大いに盛り上がりました。
自己紹介に引き続いてビンゴゲームが行われましたが、今回は例年に増して多くの景品が用意され、神戸大学グッズや黒毛和牛、タラバガニに混じってサマージャンボ宝くじも提供されて、ビンゴの声と共に景品選びに参加者全員が楽しむことができました。

最後は、応援団のエールにあわせて商神と学歌を全員で斉唱し、岡田康夫次期運営委員長の閉会の辞でお開きとなりました。

なお、今回のパーティーに参加していただく留学生の選考には神戸大学留学生センター等のご協力及び企画立案から進行にわたり若手の会の皆様の絶大なサポートがありましたことに感謝して報告といたします。

(S51年経営卒、中尾正孝事務局長記)

<参加者>

S23学 平田 二郎 S51営 元浜 朗
S29教 中崎 照之 S51営 中尾 正孝
S31年経 藤本 正義 S51営 大江 正行
S31営 浅野 定志 S51営 芝池 勉
S32工 清水 侑 S52法 中嶋 進治
S34法 石原 義邦 S53営 田中 伸昌
S39営 江崎 勝久 S53法 武田 之通
S41経 林 耕作 S56法 岡田 康夫
S42経 池田 正仲 S57法 緒方 宏充
S42営 小西  菶 S57法 小野 博郷
S42法 尾島 洋三 H3営 松井 理晃
S44経 福島 幹人 H5営 堀内 計尚
S45経 稲垣 滋 H5院 王  少飛
S46経 八坂 文教 H11法 内田 聡
S46営 西浦 洋 H12法 落合 幸弘
S46営 瀬野 鋼太郎 H16法 谷口 裕宣
S47法 南川 和茂    
S49経 鬼塚 金一郎    
S49経 高谷 晋介   参加者合計 35名

 

 

7月定例会

日時 :

7月16日 午後17時00分~20時10分

場所 : 大阪凌霜クラブセミナールーム
講師 : 新野 幸次郎氏(神戸大学名誉教授)
演題 : 「水島精神と神戸大学の教育」

今回は、神戸大学名誉教授・神戸大学元学長で現在は(財)神戸都市問題研究所の理事長をされています新野幸次郎先生に「水島精神と神戸大学の教育」と題して、ご講演をお願いいたしました。折しも来年6月29日は水島銕也先生の生誕150周年にあたっており、水島先生のお人柄と業績をご紹介いただくと共に現在の神戸大学における研究教育の課題について語っていただきました。

まず、水島先生のお人柄・業績については水島先生、福沢諭吉、出光佐三の三人がいずれも中津市出身であり、神戸大学の前身である神戸高等商業学校にかかわりをもっていたというお話に始まり、教育者としての水島先生は慈父のように学生1人1人の名前と顔をしっかりと把握され、学生の境遇、性格等を篤く観察・理解されていただけではなく学生の生活の面倒まで配慮されていたことを生誕100周年を記念して発行された書籍の中からエピソードを引用されてご説明いただきました。また、水島先生の 第1回卒業生への「3カ条の訓戒」として、①新入社員は3年間は鳴かず飛ばずでも我慢すること、②良い商品を仕入れるには高額を支払わなくてはならないこと、③若い人がはまり易い陥穽は驕奢であるとの言葉を送ったことをご紹介いただきました。

次に学校経営者としての水島先生は、入学資格を1部(中学卒)と2部(商業卒)とに分けて商業卒業生にも門戸を広くしたことやその時に反対した福田徳三教授の博士論文提出に際しては水島先生がサポートされたこと、教員確保のために国内留学と称して病気療養させる配慮もされなど制度の枠にとらわれない学校経営をされたことをご説明いただきました。

最後に今日の神戸大学の課題について、世界中の大学のランキングにおいて日本の大学がなかなか上位に位置づけされない中で神戸大学の順位が年々下降し続けていること、さらに国の財政困窮の中での文科省のグローバリゼーション対策として進められた大学院大学化や今後進められようとしている21研究大学構想の中に神戸大学が入っていけるかどうか困難な状況が予測されるとのご説明をいただきました。講演後の質問者からも神戸大学の位置づけがますます下がっているとの憂慮の声がきかれました。私ども神戸大学の卒業生も何か大学のためにできることがないのか考えさせられるご講演でした。
新野先生にはいつまでもお元気でご活躍いただくことを祈っています。
(昭和51年経営卒:中尾正孝)

<参加者>

S23学 平田 二郎 S50経 山本 茂樹
S30経 山口 哲史 S51営 中尾 正孝
S31営 浅野 定志 S51営 大江 正行
S32法 安中 一雄 S52法 中嶋 進治
S33営 森清 晴夫 S53経 川本 洋祐
S36営 原 敏郎 S53営 田中 伸昌
S37経 大坪 清 S54法 中河 昭
S37営 別役 重武 S56法 岡田 康夫
S39営院 富田 英孝 S57法 緒方 宏充
S41営 奥林 康司 H3営 松井 理晃
S42営 冨井 良一 H5営 堀内 計尚
S42法 尾島 洋三 H7法 伊藤 芳晃
S43経 今村 文繁 H16法 谷口 裕宣
S45経 稲垣 滋    
S45経 野口 紀之 ビジター  
S45経 三木 一男 S34営 高﨑 正弘
S46経 八坂 文教 S42経 小野村 敏文
S46営 西浦 洋 S55経 吉川 一郎
S46営 瀬野 鋼太郎 S60経 村島 明成
S47営 永井 哲郎    
S47法 南川 和茂    
S49経 高谷 晋介   参加者合計 39名

 

 

6月定例会

日時 :

6月18日 午後19時00分~

場所 : 大阪凌霜クラブセミナールーム
講師 : アクト大阪法律事務所 弁護士 中嶋 勝規
演題 : 「選挙制度の今」

講師は大阪で弁護士を開業すると共に大阪市選挙管理委員会の委員を務められています。
昨年12月に実施された衆議院議員選挙をめぐって、選挙区間の投票価値の較差について16の高等裁判所で判決が出ました。14の裁判所で違憲判決、しかも、内2件では選挙無効の判決です。残る2件は、違憲状態という判決でした。現在すべての判決は最高裁判所に上告され、審理中です。
今回の選挙違憲訴訟で高裁が厳しい判決を下したのは次のような事情があるからです。
平成21年8月に実施された衆議院選挙において、平成23年3月23日最高裁は、衆議院議員選挙の選挙区の区割りを定める衆議院議員選挙区画定審議会設置法(以下「区画審設置法」という)が問題だと指摘しました。
即ち、同法では、相対的に人口の少ない県に配慮して、選挙区の定員について、各都道府県にあらかじめ1人を配分する(いわゆる1人別枠方式)方式をとっていますが、この1人別枠方式が較差の主要な要因となっていると初めて指摘したのです。そして、最高裁はこの衆議院選挙は違憲状態であると判断しました。そして、合理的期間内に、できるだけ速やかに1人別枠方式を廃止し、選挙区間の人口の最大較差が2倍未満になるよう区割り規定を改正する等の立法的設置を講ずる必要がある、と強調したのです。
ところが、「1人別枠方式」の廃止等の抜本的な改正がなされないまま、昨年選挙が実施されたからです。
ところで、参議院議員選挙の1票の較差は格段に大きく、平成22年7月に実施された選挙では最大5倍にも達していました。これについて、最高裁は昨年10月17日の判決で、違憲状態ではあるが、選挙までに定数配分規定を改正しなかったことが、国会の裁量権を逸脱するものではないとして選挙は有効としました。しかし、最高裁はここでも、単に、一部の選挙区の定数を増減するにとどまらず、都道府県を単位として各選挙区の定数を設定する現行方式を改める等立法措置を講じて、違憲状態を解消する必要があると強調しています。
しかし、参議院の1票の較差是正に向けた立法作業等も各政党の思惑もありほとんど進んでいないのが実情です。国民の意思が十分に反映されるような選挙制度の改正は、当事者である議員に任せておいていいものか、真剣に考えていかなければならないと思いました。

(中嶋)

 

<参加者>

S23学 平田 二郎 S46経 八坂 文教
S30法 佐藤 一夫 S46営 西浦 洋
S34営 松田 吉弘 S46営 瀬野 鋼太郎
S34法 中永 晋一郎 S47経 岡部 幸夫
S36営 原 敏郎 S47法 南川 和茂
S37営 別役 重武 S49経 鬼塚 金一郎
S38法 妹尾 由明 S50経 山本 茂樹
S39営 江崎 勝久 S50営 米林 彰
S39法 福光 功 S51営 中尾 正孝
S41経 楠田 美樹 S51営 元浜 朗
S42経 池田 正仲 S52法 中嶋 進治
S42経 宮本 又郎 S56法 岡田 康夫
S42営 小西  菶 S57法 緒方 宏充
S42営 小山 哲史  H3営 松井 理晃
S42営 冨井 良一 H5営 堀内 計尚
S42法 西岡 喜久男 H7法 伊藤 芳晃
S43経 今村 文繁 H12法 落合 幸弘
S45 辻本 健二 H16法 谷口 裕宣
    H24法 田中 あゆ美
      参加者合計37名

 

 

5月定例会

日時 :

5月21日 午後18時30分~19時40分

場所 : 大阪凌霜クラブセミナールーム
講師 : 宮本 又郎氏(大阪大学名誉教授)
演題 : 「大阪をつくった企業家たち」

今回は、大阪大学名誉教授で大阪企業家ミュージアム館長としても活動されている宮本又郎先生に「大阪をつくった企業家たち」と題してご講演をお願いいたしました。近代大阪の経済的発展を支えてきた企業家6人をとりあげて、経済危機を乗り越えた旺盛な企業家精神とその背景についての説明を通じて先人の叡智と勇気を語っていただきました。

「大阪をつくった企業家たち」のトップバッターは五代友厚です。五代は薩摩藩出身の明治政府の役人でしたが、渋沢栄一の「合本主義」の考え方を取り入れ多様なビジネスをコーディネートする「商社合力」という新しいビジネス・モデルを実践しました。

2番手は藤田伝三郎で、長州藩出身で政商として台頭しました。藤田は関西の私鉄阪急や近鉄の基をつくって交通インフラの整備を行うとともに鉱山や藤田農場等の多角投資を行いました。

3番手は山辺丈夫で、津和野出身の紡績技師であった彼は現在の東洋紡績の前身である大阪紡績を創業し近代的な機械制紡績企業を成功させました。多くの繊維関連事業を手掛けて大阪を東洋のマンチェスターとよばれるまでに発展させました。

4番手は住友家の広瀬宰平と伊庭貞剛です。広瀬は近江の支店出身ながら別子銅山に洋式技術を導入して閉山の危機を救い、伊庭は銀行を拡大して家政改革と経営の刷新を行いました。

5番手は信州松代出身で三井物産・三井銀行から抜擢されて北浜銀行を経営して小林一三や大林芳五郎を支援したベンチャーキャピタリストとして活躍しました。

最後はグリコの創業者である江崎利一です。佐賀出身の江崎は牡蠣の煮汁にヒントを得てグリコキャラメルを開発し、おまけ(?)をつけることによって爆発的な人気を博しました。

以上にとりあげた6人の企業家たちはいずれも大阪出身ではなかったけれども、危機を乗り越えるだけではなく大阪経済の発展・拡大の大きく貢献しました。彼らの活躍を可能にしたのは、大阪の持つ開放性と同化力であるとされ、また、改革の原動力は経営の中心ではなくマージナル(傍流・辺境)から生まれると結論されました。
短時間ではありましたが、6人の業績とその背景を通じて「企業家精神」を育む大阪の土壌と特質のエッセンスを分かり易く解説していただきました。
(昭和51年経営卒:中尾正孝)

<参加者>

S28営 寺田 富彦 S42営      前田 正臣 
S29営 辰馬 市朗 S42営 高見 伸一 
S30経 杉本 孝昭 S42法 西岡 喜久男
S30法 佐藤 一夫 S43経 今村 文繁
S32工 上原 尚廣 S43法 森原 隆繁
S32工 渡辺  英秋 S44経 椎木 茂久
S33経 八家 弥一郎 S45経 坂井 信也
S34営 松田 吉弘 S45営 地引 淳
S34法 山邑 陽一 S46経 八坂 文教
S35経 橋本 道雄 S46営 西浦 洋
S35経 中島 勇二 S46営 瀬野 鋼太郎
S36営 原 敏郎 S47法 南川 和茂
S37営 別役 重武 S49経 鬼塚 金一郎
S39営 江崎 勝久 S50経 山本 茂樹
S39法 福光 功 S51営 中尾 正孝
S39営院 富田 英孝 S51営 大江 正行
S41営 奥林 康司 S52法 中嶋 進治
S42経 池田 正仲 S52工 福井 資
S42経 花房 幹雄  S56経 中村 孝夫
S42経 伊東 静夫  S56法 岡田 康夫
S42営 小川 伊佐男  S58理 吉田 誠志
S42営 小西  菶 H19営 亀井 岬
S42営 駒井 直彦  H20年法院 坂本 由美
S42営 冨井 良一  ビジター 女性1名
S42営 小山 哲史     
      参加者合計 47名

 

 

4月定例会

日時 :

4月16日(火) 19:00~

場所 : 大阪凌霜クラブセミナールーム
講師 :

神戸大学大学院法律研究科教授 坂元茂樹氏

演題 : 「領土問題と国際法」


講師は神戸大学の現職教授ですが、国連国際法委員会日本政府のオブザーバーや、みなみまぐろ事件日本政府代表団顧問を務められました。
また、日韓歴史共同研究会の日本側委員もされ、現在は、国連人権理事会諮問委員会の委員、国際人権法学会副代表理事、海洋政策学会理事をされる等国際的に日本の主張を代弁してご活躍されています。

今回、国際法からみた日本の領土問題、近年対立が激化している竹島、尖閣諸島、北方領土について、問題の発生から、展開、これに対して日本と相手国がどのような対応をしてきたか、等歴史的事実に基づき詳細に講演して頂きました。
具体的な内容については詳細にわたりますので、残念ながら紙面の都合上割愛させて頂きます。
ここでは講演の中で述べられた領土問題の解決の際の基本的な考え方を紹介いたします。

領土問題の解決方法として、国際連合に常設されている国際司法裁判所(ICJ)に対して、過剰な期待はできない、ということです。
国際司法裁判所は付託された国際紛争を国際法に従って裁判できますが、強制管轄権がなく、国が選択条項受諾宣言を行った場合には裁判への応諾義務がありますが。そうでない場合、応諾義務はありません。日本は受諾宣言をしていますが、韓国、中国は、ロシアはしていません。
竹島問題では、韓国は実行支配しているので、領土問題は存在しないとして、国際司法裁判所での裁判に応諾することはほとんど期待できません。
また、尖閣諸島問題では、中国は領有権問題を第三者に委ねる考えはありません。ロシアもこれまでの領土問題の解決は紛争当事国間で決めてきたように、第三者に委ねる考えはありません。
従って、日本の領土問題を国際司法裁判所で解決することは現実には期待できない、というものでした。

また、個人間の紛争であれば早急に決着することが求められますが、国家間においては、領土問題という紛争を抱え込むことができるので、冷静に対応することが必要であるというお話しでした。
これに関連して一つのエピソードが紹介されました。尖閣諸島をめぐっては、中国、台湾は日本の領有権を認めていたのですが、1968年国連アジア極東経済委員会が東シナ海の大陸棚に石油資源が埋蔵されている可能性があると発表してから、1971年になって中国は初めて尖閣諸島の領有権を主張し始めました。
日本政府は領土問題は存在しない、という立場を一貫していました。
ところが、1978年日中平和友好条約の批准書交換のため来日した鄧小平国務院常務副総理(当時)は友好ムードを演出し、「尖閣諸島問題を棚上げして次の世代に解決を委ねよう。」と記者クラブで発表しました。
しかし、その後、中国は積極的に中央テレビ等を利用して世界に尖閣諸島が中国の領土であることを宣伝し、これに対し、外務省は、①議論しない、②基本原則を繰り返す、という基本方針で対応してきたので、世界に発信するという意味ではかなり劣勢であったということです。
鄧小平は当時は中国の国力からみて、時間稼ぎの意味で棚上げ論を提案し、その一方で着々と世界への発信を行っていたのです。

領土問題の解決においては、冷静に国際情勢を分析し、国家戦略を立てて考え、行動しなければならないと感じた次第です。

(中嶋)

<参加者>

S26工 日比 三郎 S44経 前田 昌巳  
S26工 渡辺 雄史 S44営 福島 幹人  
S30法 佐藤 一夫 S45経 菱川 道生  
S31法 山代 義雄 S45経 三木 一男  
S32法 大倉 青志郎 S46経 八坂 文教  
S32法 安中 一雄 S46営 瀬野 鋼太郎  
S32工 上原 尚廣 S47法 南川 一茂  
S34法 山邑 陽一 S48経 坂井 隆博  
S34営 松田 吉弘 S49経 鬼塚 金一郎  
S35法 久島 環六 S51営 中尾 正孝  
S36営 原 敏郎 S51営 芝池 勉  
S37営 別役 重武 S52法 中嶋 進治  
S38法 久恒 達雄 S62営 岡本 尚  
S39営院 富田 英孝 ビジター 福永 有利 S33法
S42経 池田 正仲 ビジター 土倉 莞爾 S41法
S43経 今村 文繁 ビジター 国森 弘道 S41法
           参加者合計 32名

 

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