「50周年」そして、これから               理事長 中嶋進治

    神戸大学大阪クラブ(以下「当クラブ」という)は、1934(昭和9)年に設立された「大阪凌霜倶楽部」を起源としています。そして、「大阪凌霜倶楽部」は、1976(昭和51)年6月に、大阪駅前第一ビル11階の建物区画を購入し、同所にクラブ施設(以下駅前第一ビル施設という)を置き、現在に至るまで、同所を拠点として活動してきました。

  この建物区画の購入、施設の開設のため、凌霜会(神戸大学経済、経営、法の3学部同窓会)の2100名を超える会員、会員の関係する100社以上の法人から、合計1億6000万円以上もの寄付金が寄せられたのです。正に、凌霜会が一丸となって、「大阪凌霜クラブ」を立ち上げたのでした。その後、「大阪凌霜クラブ」は神戸大学全学部卒業生を対象とする「神戸大学大阪クラブ」に組織変更しました。そして、今年は、駅前第一ビル施設創設50周年にあたります。

  しかし、同窓生としての意識、つながりの希薄化という社会的な風潮もあって、当クラブでも、会員数の減少、会員の高齢化が進み、施設所有に伴う固定資産税や共益費等固定債務が重荷となって来ました。そこで、本年3月に駅前第一ビル施設を売却し、セールアンドリースバックにより、同施設を賃借して活動を続けてきました。しかし、賃料が極めて高額のため、駅前第一ビル施設は、令和8年12月末に閉館し、明け渡すことになりました。

  ただし、当クラブを廃止する訳ではありません。当クラブは昨年10月、大阪において有数のエグゼクティブな会員クラブである「ガーデンシティクラブ大阪(以下「GCCO」という)に法人会員として入会しました。GCCOは西梅田のハービス大阪6階にあります。大阪駅地下直結のたいへん便利なところです。

  そして、当クラブの会員は、自動的にGCCOの個人会員になり、会員としてGCCOの施設を利用したり、GCCO主催のイベントにも参加できます。クラブラウンジでは、会員特典で平日の14時から17時まで、ゲスト2名までソフトドリンク付き無料で利用できます。同窓会、クラブの集まり、その他任意の団体の集まりなどは、大小の部屋を借りて、飲食・懇談ができます。

  このように、駅前第一ビル施設でこれまで利用していた以上にGCCOの利用ができます。GCCOに個人会員として入会する場合、スタンダード会員で入会金55,000円、年会費55,000円が必要です。しかし、当クラブの会員は、12,000円の当クラブ年会費のお支払いのみでよいのです。

  また、当クラブは、今後GCCOを中心として、当クラブ主催の講演会、ビアパーティ、新年会、各種イベントを企画しています。会員のみなさまには、今後とも、当クラブ主催の行事にご参加いただくとともに、会員のみなさまが主体になって、GCCOをご利用くださいますようお願い申し上げます。

  また、当クラブでは駅前第一ビル施設創設50周年を記念し、会員のみなさまに感謝の意を表しまして、令和8年10月17日に駅前第一ビル施設にて「感謝の会」を催す予定です。「感謝の会」には、国際政治の第一人者である簔原俊洋先生のご講演とパーティを予定しています。会員のみなさまには、是非、ご出席いただくよう、お願い申し上げる次第です。